映画
「サヨナラCOLOR」を観て来ました。
SUPER BUTTER DOGの同名の曲に竹中直人がインスパイアされ(「インスパイヤ」ではない),作った映画。
ストーリーは,竹中直人演じる小さな街の総合病院の外科医と,原田知世演じる患者としてやってきた高校時代の憧れの同級生との関係に焦点を当てて進みます。ものすごくゆったりと。なので,ハリウッド映画しか観ない人や,邦画でも「踊る大捜査線」みたいなのしか観ない人にはオススメできないかと。現に館内でいびきが聞こえました。
まあ途中は単調だったものの,意外と先が読めない展開でしたし,ラストでグワっと泣けるところがきたので,全体としていい映画だったと。いや,音楽と映画のコラボとして見るのであれば,相当高い評価ができますね。
「サヨナラから はじまることが たくさん あるんだよ」という歌詞と映画がものすごくよく結びついてると思います。ネタバレになるので,具体的に書けないところがもどかしいんですが。
で,この映画にはいろんなミュージシャンがチョイ役で出てて,それを見つけてニヤニヤするのが音楽ファンのお楽しみという触れ込みだったんですが,モロに出てる忌野清志郎は別として(いや,あの役はおいしすぎやろw),あとは永積タカシと斉藤和義ぐらいしか分かりませんでした。北川悠仁(ゆず)分からなかったなぁ。顔と名前の一致するミュージシャンが少ないのか。