広島の女児殺害事件について。
今月1日の朝日の社説を見たとき,「やっぱり朝日か!」と思いました。理由はこれ。
しかし、今回の犯行は、たまたま容疑者が外国人だったにすぎない。事件と短絡させて、各地でまじめに暮らしている日系人や外国人への偏見をふくらませてはなるまい。
逮捕された男は日本語をあまり話せなかった。妻と幼い2人の子をペルーに残しての来日だった。
日本でどんな暮らしをしていたのか。日本社会はどのように受け入れていたのか。犯行の動機とともに、こうした解明も欠かせない。「だから外国人は」といった偏見を増幅させないためにも、男の境遇を詳しく調べる必要がある。
この社説の主張を読みとると,「このような事件の要因には,日本の社会が彼を受け入れていなかったことがあるかもしれない」ということだと思われます。
でもね,社会的に見て「変なやつ」だったら,誰も近づかないのは当たり前だと思いますよ。それをわざわざ付き合おうとする人はいませんて。「どんな人とも分け隔てなく付き合いましょう」って,道徳の教科書ですか。
で,朝日の主張を打ち砕く証拠が今日出てきましたよ。
ピサロ・ヤギ容疑者、ペルーで指名手配…女児暴行未遂
近隣住民の皆さんが彼を受け入れなかったのは,彼が「変なやつ」だったからだということがこれではっきりしたでしょ。別に外国人だから受け入れなかったとかいうのはないですな。だって階下に住む彼の親戚は受け入れられてたんだから。
ありもしない外国人差別意識を引っ張り出してくるなんて,さすが朝日新聞は素晴らしい人権擁護精神をもってらっしゃいますな。
このペルー人容疑者が手配されたというニュース速報を見たとき,すぐに思ったのが,「これペルー人だから国籍が問題になることは少ないだろうけど,仮に中国人・朝鮮人・韓国人だったらモメるだろうな」ということ。まず新聞によって報道される名前が通名か実名かで異なってくるでしょうし,普段からその手の人たちの犯罪に対してご立腹の方々はこれを機会と糾弾するし,その手の人たちの人権を通常よりも(ときに日本人の人権よりも)重くみる方々はそれに対して上記の朝日みたいな主張をするし,各地で大騒ぎですよ。