最近読んだ学術書以外の本。
那須正幹『ズッコケ中年三人組』。
小学生の頃,毎週のように自転車で市立図書館に行き,むさぼるように読んでたズッコケ三人組。中学になったぐらいにパッタリと読まなくなり,数年前(今調べたら2年前と判明)に完結巻が出たと聞いたときも,今さら読むのもなあ,と結局読まず終い。
ふと大学生協の新刊書コーナーで見かけて手にとり,迷いながら結局amazonで購入。別にこれは大学生協でも買えたんだけど,同時に買った本が大学生協には置いてない本,というか,たとえ置いてても買いにくい類の本だったので,ついでに購入(同時に買った本についてはそのうち紹介するかも)。
ズッコケシリーズをよく読んでた人なら,すんなり入っていけるのではないかと思われます。ズッコケのテイストを残しつつも,大人向け。
物語は40歳になった三人組の周りで進んでいくのですが,ときどき昔あった事件についても触れられます。この事件が中期〜後期の作品のものだったりするので,初期〜中期の読者だった僕にとってはよく分からないところもあったり。もちろん,知らなくても読めますがね。
読んでて懐かしい気持ちになり,またズッコケ三人組を読みたくなりました。たしか一時期,父親がよく古本で買ってきてくれてたので,十数冊は揃ってたはずなんだけどなあ。また古本として売ったんだっけか。