最近気になってたものの,ほったらかしにしていたニュースについて。
何を学んできたんだ?ほとんどの国立大で資産評価誤り
タイトルがなかなか印象的ですが,少し考えれば分かること。資産評価の事務をしているのは大学の教授じゃなくて,事務のおっさんおばさん。これがzakzakクオリ(ry
人事院総裁、国家公務員の大卒採用一本化を提案
1種と2種の区別をなくすって,そんな簡単なもんかいな。そもそも求められる能力が違うだろ。1種に必要なのは自分の省庁全体を広く見渡す能力,2種に必要なのはルーティーンを確実に処理する能力。さらに,1種か2種かを選択するときの動機も違う。1種は大きな仕事ができるが,役所に勤められるのは多くの人は50歳(以下)まで。2種は安定して定年まで働けて,転勤も範囲が限られる。枠を取り払ったくらいでよくなるとは思えない。2種からの叩き上げで出世してきた人が,採用時の区別を理由に出世の上限を決められるってのだけは改善しても問題ないとは思う。
与党「虚構の多数」 メディアも指摘
まあソースが赤旗なんでアレですが。誰でも分かるツッコミどころとしては,そりゃ自民・公明vs.野党全党なら総立候補者数が違うだろ,と。候補者平均の得票数にすれば明らかに与党の勝ち。ビバ・数字のマジック。数字を示せば,それが持つ意味は関係なく何か言えた気になるので気をつけましょう。
もう1つのツッコミどころは,選挙制度のような一定の明示的な「ルール」の下で行った,選挙というゲームに負けたからといって,負け惜しみを言うのは恥ずかしいということ。悔しかったらルールをよく研究して,ゲームに勝てるような戦略を練りなさいな。「自民党が自分に有利なルールを作ってる」という批判をするかもしれんが,自民党だって何もしなければ負けるのは明らか。戦略的に動いてるから勝てるのですよ。勝てるような努力をせずに文句を言うのは,努力をしている人たちに失礼ですよ。まあ共産党は全選挙区に候補者を立てるという努力をしてるのでエラいですがね。